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diary 2007 |
今年もあっという間の一年でした。
後半の10、11、12月とイベントなどがあり、とくに12月は10本の指に絆創膏がはられ、4名のスタッフ、プラス2名の応援で、まるでテレビドラマの『医龍』のチームワークのように仕事をこなしてきました。
来年は楽しいイベントがある予定です。ニュースのページでお知らせしますので、楽しみにしていてくださいませ。
皆様の沢山の幸せをお祈りいたしております。
今年一年有り難うございました。
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11月は東に西に南に北にとウェディングに走り回りました。現代では結婚しない人たちが多くなったと言われていますが、本当かな?と思うくらいです。
ブーケを作成していると、お客様によく言われます。
「いいですねー今の花嫁さん!お洒落なお花がたくさんあるから素敵なブーケを持つことが出来て、羨ましい!」と。
本当にそうなんです。それに、ドレスも、ヘアーも、メイクもお洒落で、皆さんとっても美しいのです。結婚がこれからの方々、素敵な花達が待っていますよ。
そして12月スタートの日にも美しい花嫁が誕生しました。嬉しい始まりです。
写真はウエディングのページに載せますのでお楽しみに!
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先月の台風の時に上から落ちてきて、ハラハラしながら誘因した野ぶどう。沢山つけていた青い実が、無事に色づいて、さらに高い所にも蔓を伸ばしています!
市場にでるたびに仕入れてくるのですが、我がエルスールのは、とてももったいなくて切れないのです。
3月にミモザが咲き、モッコウ薔薇、バタースコッチ、きいちご、野ぶどうと移りゆく季節がエルスールを囲んでいます。
木漏れ日が差し込んで、ゆらゆらと、この静かでほんのり暖かな秋の季節に心休まる思いです。
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鳥好きでもある私は、前から白いオウムを飼ってみたいなと思っていました。
でも世話が大変かしらと鳥の本を見ていたら、背中の羽根がカールしている『羽衣セキセイ』に一目惚れ。鳥屋さんにお願いしたら半年程かかって私のところにやってきました。珍しい種類なので、なかなかいないそうです。
名前を『ルル』とつけ、お店デビューをしてから人気者になっています。普段は立ち止まらない中学、高校生の男の子達が「鳥だー、かわいいよなー」と話している姿が新鮮な風景で、ちょっぴりワクワクします。
ルルは大変おりこうさんで、日ごと鳥とも思えない知恵をつけています。
暖かな時間に店先で日光浴。声高らかにずうっとずうっとおしゃべりやら、さえずりやらが続き、私の「うるさい!」の一声でこちらを振り向いて一瞬黙るのですが、また元気に始まります。そして暇にまかせてはかごをつついているので、素敵な鳥かごがボロボロになっています。家の中ではかごに入るのが嫌で、いつも私にまとわりついています。
この小さな存在にしばし疲れを感じる事もありますが、それ以上に癒しと幸せを運んでくれているエルスール三代目のアイドル『ルル』のお話でした。
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オーストラリア大使館の参事官邸パーティーの装花をしました。
お部屋の中はとてもシンプル。リビングには、「花火」「ススキと月」の絵柄の日本手ぬぐいが額装されて飾ってあり、お玄関にはシックな着物が掛けてありました。日本の素敵なものを我々よりも上手に暮らしの中に取り入れていることにとても感心させられました。
夫人はとても静かな方で、シックな色合いがお好きらしい。
アレンジには、オーストラリアの花の中でも、強さとエレガントさを持つセルリア、ユーカリ、ユーカデンドロなどをいれて。
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9月30日、東京にいらっしゃる新郎のお姉様から花嫁にプレゼントということで、ウェディングブーケを長野県木曽町開田高原にお送りしました。
花嫁のお写真もなく、ドレスはイラスト。「馬牧場」を頭の中いっぱいにイメージを膨らませながら作成し、無事に届く事を祈りました。
そして、嬉しいメールが届きました。
ブーケがピッタリだった事。そして、なんと地元の新聞社とテレビが取材に来て、新聞に載ってしまいました!と。
なんでも、木曽馬のけん引するヨーロッパ製の馬車に乗って式場に。
馬車を使うのは、お二人が初めてだったそうです。
写真からも伝わってくる、地方ならではの大自然とのコラボレーション。
素敵です!お幸せに。
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17年前の今日、10月10日にエルスールはオープンしました。
たくさんのお客様との出会いに感謝しています。ありがとうございます。
これからも心を込めた花仕事をしていきたいと思います。
今年の夏には悲しい別れもありました。
お店をオープンした時、毎日毎日遊びに来ていた6歳の少女だったMちゃん。いくつになっても変わらない笑顔で時に触れ折に触れ、お店に立ち止まり手を振り挨拶をしてくれていました。その彼女がお星様になりました。時々、空を見上げると、手を振っている少女がいる様な気がして……
この17年間の出来事がたくさん浮かんできます。
あっという間の17年、これからも皆様との出会いを大切に、素敵な想い出を積み重ねながら歩んでいきたいと思います。
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八月の暑さは大変でしたね。エルスールは一週間ほど夏休暇をいただきましたが、いくつか仕事をしていまして、ハラハラドキドキ、お花との戦いでした。
3人の花嫁さんが誕生しましたが、25日のお披露宴は47階のレストラン。空に届いてしまいそうな高さに、届けたスタッフもびっくり。さすが、花嫁さんはフライトアテンダントとのこと!夏の花嫁さん達は、ヒマワリの花のように、太陽にむかって、はじける笑顔でした。
9月に入り微妙に秋の気配がしてきました。花の世界はもう秋。カラマツソウや大好きなノブドウ、シンホリカルポスなどがお店に並び始めました。
シンホリカルポス、カラマツソウ |
ノブドウ |
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閉店のアンティークやさんで目に入ったスイス製のまな板。大判で真っ白。
雑貨やさんで、何色もある中で迷いもせずに選んだ、しなやかで足がすいこまれそうなフランス製の白のスリッパ。
そして5年前くらいに出会った「ジャン=バティスト・アスティエ・ド・ヴィラット」の陶器。
エルスールのお客様で、仕事でフランスと日本を行ききしている方にお願いしていて届いたばかり。
やはり素敵。昨年、フランスのお店を訪ねたら改装中で残念な思いで帰国。
次回は必ず!と夢見ている私です。
そして、これだけは眺めているだけしか出来ない「スピッツ」くん。毛並みが真っ白で美しい。本当に真っ白しろでエルスールにピッタリ。犬を卒業した私ですが、心がグラッと揺れ動きました。
ASTIERdeVILLATTE 検索してみて下さい。素敵なものがたくさんあります。
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先日、「清里フィールドバレエ18th」の『白鳥の湖』を観て来ました。
大自然の中に作られた舞台、本物の木々に囲まれ、星が輝く暗闇の中で踊るバレリーナたち、真っ白なコスチュームの躍動感が白鳥と思える。そして、オデット姫の悲し気で優雅な踊り。
白好きな私が改めて白の美しさを確認できたひと夜でした。
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diaryのヘッドのクローバーの絵は、水彩素描画家、橋本不二子さんの絵です。先生の絵との出会いは15年前。お客様から頂いたお礼の絵葉書でした。
私は白とグリーンとクローバーが大好きで、先生も原点は白とグリーンがお好きで・・・・・・そんな共通点からご縁もうまれました。
小さな頃、クローバーで冠やブレスレット、ネックレスを編んでよく遊んでいました。
その頃に飼っていた犬のジョン(今どき、つけない名前ですね?)に冠やネックレスを無理矢理つけてみたり・・・・・・。
都会ではクローバーが一面に咲いている所なんてなかなか無いですよね?
でも西荻にみつけました!日産の跡地の広場に一面に咲いているのを!!今は葉っぱだけになっていますが、寝転んでみたい・・・・・・そんな風景です。
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エルスールのシンボルツリー『フサアカシア』は3月頃に花が咲きだします。その品種違いの『ヤナギバアカシア』がスタッフの庭にあります。
こちらは、他のミモザと違って6月頃に咲きだします。しなやかな枝にレモン色の花がつき、なんともいえない優雅な姿で道行く人の足を止めさせているようです。
ところが、数年前の雪で枝の一部が折れ、そこから菌が入り込んだらしく根が弱ってきたらしいのです。懸命に処置してきて、なんとか今年も素敵な姿を見せて、相変わらず人々の足を止めさせているらしいのですが、彼女は「今年が見納めなのかなー」と溜め息をついています。
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ヤナギバアカシア |
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薔薇の花が終わり今は紫陽花があちらこちらに咲いています。雨が似合うお花なのに・・・と思うお天気で残念です。
私の好きなお花の一つ『ガーデニア』がお店の中で素敵な香りを放っています。
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淡いグリーンの紫陽花 『ポージィブーケ グレイス』 |
今、六本木の国立新美術館で「モネ展」を開催していますが、なかなか観にいく事が出来ずにいます。去年の夏、フランスを旅した時に『モネの庭』に行ったときの幻想的な睡蓮の池に想いをはせ、季節を変えてまた訪れたい場所です。
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モネの庭 |
今、お店には『ウォータークローバー』と『ウォーターマッシュルーム』
が水の中で可愛いく浮いています。
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全部四葉です 『ウォータークローバー』 |
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『ウォーターマッシュルーム』 |
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